変な音がする。

自転車に乗っているれば必ず一度くらいは体験する現象が『異音』です。
この『異音』の原因を解消するにはまず『どの個所』から『異音』がなっているかを突き止めなければなりません。以下のような手順で探すと『異音が出る箇所』の見当がつけやすいと思われます。

①まずは写真のように自転車を5つぐらいのエリアに分け、どのエリアから音が鳴っているのかを判別する
②次に異音がどんな感じで鳴っているかを聴きます。
何かが何かに当たり一定のリズムで発生しているような『接触音』
例:『カスッ…カスッ…』『カツ…カッ…』『ズリッ…ズリッ…』『カリカリ…カリカリ…』など
金属がねじれている時に発生するような『きしみ音』
例:『キリキリキリ…』『ミシミシミシ…』など
③さらにその音が金属から出ているような音(響くような音や高音)なのか、プラスティックやゴムのみたいな音(鈍い音や低音)なのか
そして、この3つの要素から過去の事例と比べてみたり、実物の検証をしたりして、『異音の箇所』を特定し、修理する事になるのです。
たとえば参考例として…
 ②の前ブレーキ・前輪周りから 特に前ブレーキのあたりから
 『カスッ…カスッ…』と一定のリズムの『接触音』
 プラスティックやゴムのみたいな音(鈍い音や低音)
この場合、よくある事例として『ブレーキシューがリムに接触している』が多いため、まずはホイールを空転させ、ブレーキシューとリムの状態を確認することから始めるわけです。
とは言え、正直なかなかすぐにわかない事も多いです。中には『え!?こんなの事が原因!?』という事もあります。『異音の箇所』を特定し解消するのは大変なんですよね…
各エリアごとのよくある事例に関しましては徐々に記事にしていきたいと思っています。

チェーンオイル&シーリンググリス


TACURINO ロード・チェーンオイル¥1,575(税込)
TACURINO シーリンググリス¥1,260(税込)
敗北宣言をしているみたいですが、『2回連続イベント大雨!』と言う現実を踏まえ、雨の日対策のためチェーンオイルだけでなくシーリンググリスまで取り寄せしました。シーリンググリスの使用方法も営業さんに聞いてばっちりです!
さて、夏の参加イベントでも考えましょうかね…
ちなみに手間はかかりますが通勤・通学などにもシーリンググリスはおススメとの事です。

今更ながら新基準アシスト車について


S.P.E.C.3(Shift Position Electric Control 3)車速センサー
2008年12月の法改正でアシスト比率が変わったのはご承知のとおりですがブリジストンサイクルのホームページを参考におさらいすると…
今まで
●時速15kmまでは こぐ力:アシスト比率=1:1
●時速15kmを越えると、スピードを出過ぎないようにアシスト力を制限
●時速24kmを越えると、アシスト力はゼロ
改正後
時速10kmまでは こぐ力:アシスト比率=1:2
時速10kmを越えると、スピードが出過ぎないようにアシスト力を制限
●時速24kmを越えると、アシスト力はゼロ
※法令基準はあくまでも最大値を定めるものであり、商品によってアシスト比率は異なります。
となりました。つまり、アシスト力がかかる上限の速度は変わりませんから『アシスト力をUPする事による上限速度のUP』ではなく『アシスト力をUPする事による低~中速域でのアシスト力のUP』と言うわけなのです。
そうなってくると、重要になってくるのが『速度の判断』『ギア比』(特にアシスト範囲が広がった時速10km~15km)ブリジストンサイクルのアシスト車の場合、上記写真のS.P.E.C.3(Shift Position Electric Control 3)の車速センサー(※搭載していない機種もございます。)でドライブユニットが『現在使用しているギア』『速度』を感知し、最適なアシスト力を生み出すと言うわけです。
この結果、以前も記事にも書きましたが低速&低ギア時にも均等にアシスト力が加わり、今まではペダルを踏み込んでいる感じでないとアシスト力をあまり感じませんでしたが、坂道を上る時に使用するような軽いギアでもアシスト力を得て走ることができるのです。

ブリジストンサイクル展示会

昨日、行ってきた『ブリジストンサイクル』展示会で気になった商品です。

アンジェリーノミニアシスタ ¥126,800(税込) カラー:E.サンドベージュ、M.ジュエルブラウン、P.ルビーレッド、E.ナチュラルオリーブ 全4色
今までラインナップになかった『アンジェリーノミニ』のアシスト車です。もちろん新基準のアシストユニット搭載です。

アンジェリーノアシスタ ¥126,800(税込) カラー:E.ブラック、E.サンドベージュ、M.ジュエルブラウン、P.ルビーレッド、E.ナチュラルオリーブ、P.マンダリンオレンジ、M.プレシャスピンク 全7色
こちらも新基準のアシストユニットになったアンジェリーノアシスタです。
アシストユニット以外にも以前ふれましたが、フレームを太くすることによる剛性UP、キャリア取付方法の変更、リアのタイヤ幅が太くなるなどのマイナーチェンジが行われております。

太くなったフレーム

以前紹介した『ボーテアシスタ』と同じキャリア取付方法

アンジェリーノアシスタDX ¥126,800(税込) カラー:E.ブラック
『アンジェリーノアシスタ』の大容量バッテリーバージョン。その他の使用はアンジェリーノと変わりません。
そして、『三人乗り』対応自転車に関する諸条件などもある程度わかってきたのですが、各都道府県の『道路交通規制改正施行日』までは告知などできないそうです。どうしたらいいものやら…