今更ながら新基準アシスト車について


S.P.E.C.3(Shift Position Electric Control 3)車速センサー
2008年12月の法改正でアシスト比率が変わったのはご承知のとおりですがブリジストンサイクルのホームページを参考におさらいすると…
今まで
●時速15kmまでは こぐ力:アシスト比率=1:1
●時速15kmを越えると、スピードを出過ぎないようにアシスト力を制限
●時速24kmを越えると、アシスト力はゼロ
改正後
時速10kmまでは こぐ力:アシスト比率=1:2
時速10kmを越えると、スピードが出過ぎないようにアシスト力を制限
●時速24kmを越えると、アシスト力はゼロ
※法令基準はあくまでも最大値を定めるものであり、商品によってアシスト比率は異なります。
となりました。つまり、アシスト力がかかる上限の速度は変わりませんから『アシスト力をUPする事による上限速度のUP』ではなく『アシスト力をUPする事による低~中速域でのアシスト力のUP』と言うわけなのです。
そうなってくると、重要になってくるのが『速度の判断』『ギア比』(特にアシスト範囲が広がった時速10km~15km)ブリジストンサイクルのアシスト車の場合、上記写真のS.P.E.C.3(Shift Position Electric Control 3)の車速センサー(※搭載していない機種もございます。)でドライブユニットが『現在使用しているギア』『速度』を感知し、最適なアシスト力を生み出すと言うわけです。
この結果、以前も記事にも書きましたが低速&低ギア時にも均等にアシスト力が加わり、今まではペダルを踏み込んでいる感じでないとアシスト力をあまり感じませんでしたが、坂道を上る時に使用するような軽いギアでもアシスト力を得て走ることができるのです。

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