夏休み企画 W氏のイタリア旅行記 総集編7

昨日は台風一過ですごい猛暑でしたね…。昨日はこどもてんちょうが見たいと言っていた映画『アイカツスターズ』に付き合ったあとクーラーのきいた家で昼寝と外に出ない一日を過ごしました。w
『日記』もイタリアを縦断したのでもう終わりかと思いましたが…改めて記事数を見るとまだまだ2日間ぐらいは余裕でできるくらいの記事数がありました(^^;)。 それでは、続きをどうぞ…

第10家 ちょっとだけスイスへ~アックイ テルメで温泉

イタリアのコモから国境を越えて、スイスのChiassoという町へ入ります。
イタリア、スイス間には検問があります。
検問とはいっても、スタンプもなしで(これが後でちょっとだけ問題になります)、ほとんどフリーパスでした。

スイスに入って驚いたのがイタリアとの違いの大きさです。
国境をまたいだだけなのに、建物も通りも整然と整っています。イタリアの、良くも悪くも雑然とした感じが全くありません。ゴミもほとんど落ちておらず、清掃が行き届いています。
BARに入って食事をしたのですが、そもそもこの時間(午後1時半から4時ぐらい)はイタリアではお店がほとんど閉まってしまいます。食事ができるだけでも、やはり違う国なんだな、と感じました。
そして、お店のメニューの金額表示もユーロではありませんでした(ユーロを使うことはできました)。
スイスの町で無事に食事もできたので、イタリアへ戻ります。
しかし、通ったのがかなりマイナーな道で、国境の検問が(財務警察の)国境警備隊の管轄だったのが問題でした。
パスポートを見せた際、スイスのスタンプが押されていなかったため、いろいろ質問された挙句、ここは通せないから別の検問所を通ってくれ、と言われてしまいました。
2kmほど離れたところにある別の検問所は警察の管轄なので、そちらなら問題ないだろうとのこと。
結局、少し余計に走らされましたが、警察の検問はすんなりと通れ、無事イタリアへ戻れました。
写真は、スイスのChiassoの町並みです。

スイス国境を目指して北上した際は、一度迂回したミラノを訪れました。
やはり大都市だけあって、町へ入るのに苦労しましたが、何とかホテルまで辿り着きました。
一休みして、早速観光へ出かけます。
写真は、ミラノの中心にある教会で、一番の名所です(前を覆っている看板がちょっと邪魔です)。

教会前の広場を、教会側から見た様子です。

ミラノ中心部の町並みです。

ミラノの中央駅です。
ローマと違って、どういうわけかあまり活気がないように見えました。

今日は、ミラノを発って、少しだけ南のBinascoという町まで走りました。
写真は、ミラノを流れる運河の様子です。

今日は、何十キロにもわたって続く水田の中をひたすら南下し、
Alessandriaという街まで走りました。
道も平らでまっすぐです。
写真だけ見るとイタリアなんだかどこなんだか分かりません。

ちょうどAlessandriaの町では、馬術の競技会(だと思います)が行われていました。
会場はなんと町のほぼ中心にある広場!
こんなところに会場を作ってしまうあたり、さすがイタリアだと思いました。
写真は、競技の様子です。

会場はこんな感じです。

今日は、アックイ テルメという町まで走りました。
ここは、古代ローマ時代からの温泉地です。
宿に荷物を置いて早速温泉へ向かいます。
温泉とはいっても、日本のものとは違い、療養の性格が強いものです。
見た目は完全に普通の屋内プールで、お湯の温度も人肌程度。
当然、水着と水泳キャップ着用です。
プールの深さはちょっと深めなので、泳いだり、浮き具につかまってぷかぷかと
浮いたりしてしばらくぼーっとしていました。
なかなか気持ちよかったです。
母の足にも良かったのではないかと思います。
写真は、町の中心にある、温泉の湧き出し口です。お湯の温度はなんと約75度も
あるそうです。

アウグストゥス帝時代のローマ水道遺跡が残っています。

温泉施設のある建物(ここだけではありません)。
入浴だけでなく、エステなど多彩なメニューがあります。

冷たい源泉もあり(75度の方とは別物だと思います。)、汲んで飲むことができます。
しょっぱくて、温泉卵のような味です。
近くに、この冷泉を使った屋外プールもあって、とてもにぎわっていました。









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