ツールド沖縄の関門時間を見ながら

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今週末は『ツールド沖縄』ですね。今年も私は参加しません(と言うかもう辛いのいや…w)が参加するお客様から関門時間の質問やギリギリ完走等の質問をされたので今年の関門時間を見てみました。

1 本部関門 08:30 
2 今帰仁関門 09:05 
3 仲尾関門 09:20 
4 大宜味関門 09:35  
5 普久川関門(1回目) 10:20  
6 奥関門 10:45 
7 与那関門 11:30  
8 普久川関門(2回目) 12:00  
9 宮城関門 12:50 
10 安部関門 13:35  
11 川上関門 14:00 

となっていますね。どうやら『宮城』以降の関門が10分いままでよりも延長されたようです。これは参加者には朗報ですね。
簡潔に言うと完走目的の場合『普久川(2回目)を11:00通過目標』と言うのが『ポイント』かな~って1行で終わってしまいますが、一応、理由やその他のポイントを書きたいと思います。過去8回くらい参加して完走回数3回と言うなかなか『未完走率』w。その人間がどうやったら速く走れるかは知りませんが…多くの『DNF(通称『ドナドナ』)』になった状況から完走のために気を付けた方がいい関門それは先ほども書きましたが

『普久川関門(2回目)12:00』です

この『普久川関門(2回目)』。『12:00』にギリギリに通過することは比較的簡単なのですが、ここを『12:00』に通過して約25km先の『宮城関門 12:50』は結構頑張る必要が出てきます。

それはコースレイアウト上なんとなく『普久川関門』が『上り』のピーク的な考えが浮かびますが完走ギリギリの人達にとって真につらいのはこの後なんです。その一つのがこの区間にある『学校坂約7km』。STRAVA上だと平均3%なんて表記されていますが、疲労しながらも『やった~山岳ポイントを抜けたぜ!補給ポイントだ~』と心も体も少し落ち着いたところにそびえ立つ『平均斜度約10% 2km』の上り口…その後、『3%』のダラダラ上りと思ったら最後に『斜度7~8%』とボコボコにされます。さらにそこから3回くらいアップダウンを繰り返すと言う完走ギリギリの人達にはとって『オラオララッシュ』でどんどん時間が経過していきます。そして、『普久川関門(2回目)』はギリギリ超えたけど『宮城関門』で回収(DNF)…と言うパターンになることが定番のようです。(実際に私他友人もDNFしている人は『宮城』がほとんど)このため、過去の経験上この『普久川関門(2回目)12:00』までの『時間の余裕』をどう作るか『完走する、しない』の大きな要素ではないかと思われます。ただし、210kmクラスに関しては『未経験』と言うか『想像がつかないくらいの未知の領域』のためコレが当てはまるかどうかは不明…(^^;)

私がギリギリ完走したときは『普久川関門』~『宮城関門』までは約1時間ぐらいかかっています(しかも、単独ではなく集団にぶら下がって…(^^;))このため、最低でも『普久川』は『11:45』には通過と言いたいところですが。そのあとも『辛い』ことがたくさん続くので最低でも『11:30』くらい理想を言えば『11:10』までには通過したいところです。(ちなみに私は『11:10』くらいに通過しても余裕なくギリギリでした…(^^;))

あとはこの『普久川』~『宮城』区間を普通に生き残った人達であればトラブル(身体&機材)がなければわりと完走は見えてくるような気がしますが、この後の数少ない経験からの注意点としては

『宮城』~『阿部』区間は補給を失敗するとハンガーノックや脱水状態になったり、風向きによっては延々と向かい風…さらに3回くらいアップダウンを繰り返すので『上り返し』で足が攣っちゃったりします。さらにさらに、集団からこぼれて単独走になりやすく、しかも微妙にゴールまでの距離がまだあるため『体』よりも『心』が折れやすい区間…でも!ここは踏ん張りましょう!『心』を『無』にしてペダルを漕ぎましょう!耐えてください。

『阿部』~『川上』区間はまたしても『向かい風』の区間そして、最後には『レースの人達』にとって勝敗を握る『羽地ダム』が『完走目的の人』達の『心』と『体』を完全に『へし折り』に襲い掛かってきます。『コンパクトクランク?32T?無駄無駄無駄無駄!』って感じです。ここでおそらく全身が『攣る』可能性もありますが、たぶん、自転車から降りてストレッチなどしようものなら動けなくなります。ここまで来たら『攣っても』とにかくペダルを回してください。足が固まっても『気合』で『川上』までは動かしてください。『川上』超えたらあとは『サイクリング』でも完走です。

最後の方は根性論になりましたが店長からのアドバイスです。

あと、『100kmクラス』の方はとりあえず『チャンピオンクラスの展開を神に祈ってください』
初めての方は『えっ!?』と思われるかもしれませんが『100kmクラス』の難易度は普通にスタートする分にはまあまあ完走率が高いクラスではあります。ただ、プロのクラスである『チャンピオンクラス』の展開によってはスタート時間が大幅に遅れ(最大1時間があったらしいです。また、過去まだ85kmクラスだった時は30分遅れと言う状況に店長は遭遇してます。)『210km』クラスに匹敵するくらいの過酷な状態になるため『神に祈り』スタート時間を待ち、結果、『胸をなでおろす』『覚悟を決める』どちらかの状態で心決めてスタートしてください。あとはスタート直後の『奥』の上りは意地でも集団についていく! これはその後、時速40km越えの平坦区間が続くため集団にいるかいないかでは体力の消耗具合が圧倒的に違います。このため、最初の『上り』は死ぬ気で集団について行きましょう。

最後に『遠足』ではありませんが 『DNF』でも怪我なく自宅に帰ることが本当の『完走』です。怪我なくレースを楽しんできてくださいね!









『ツールド沖縄』と言えばこちら!これ読んで、初めて『サイクリング部門』にでました。w

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