先日新しくしたMTBのフロントフォークのメーカーが『SR SUNTOUR』だったのですが、そのフロントフォークの15mmスルーアクスルの取付方式と使用しているホイールの相性が悪く、ホイールの取り外しをしようとすると…
こんな感じでハブの途中で『スルーアクスル』が引っかかってしまいフロントホイールが外せないと言う事態になってしまう事がよくあり困っていました。(特にフロントホイール取付方法がコンパーチブルモデル(9mm、15mm、20mmすべてに対応可能のホイール)との相性は悪い…。)
ところが今日、『スルーアクスルシャフト』の仕組みがわかりようやくスムーズに取り外せる方法を今更ながら解りました。
ちなみになぜ途中で引っかかるかと言うと
こちらがクイックレバーを開放しただけの状態です。この状態のままだと
このような状態になり『スルーアクスル』をハブから抜けなくなります。ただ、金色の部分を棒状のものかマイナスドライバーで押し続ければ
写真のように『出っ張り部分』が『軸部分』と『エンド部分』に収納され『スルーアクスル』をホイールから抜くことができホイールを取り外せることができます。このため今までは金色部分をマイナスドライバーなどで押し続けていたのですが、実はこの状態のままにできる機構が備わっていました。(^^;)
まず、アクスルのエンド部分を奥まで押し込み、シャフトの先にある『Cリング』部分を金色の部分よりも飛び出させます。
『Cリング』部分が出ている状態で、エンド部分を左右どちらでも構いませんので捻ります。
すると
ちょっと見えずらいですが、押し込んだ状態で『軸部の黒い十字』部分を捻ることにより軸の位置がズレ『エンド部の金色』の部分にひっかかり『エンド部分を押し続けた状態』を維持してくれます。
『押し出す前』
『軸十字部分を押し出して溝に引っかかっている状態』
これでこの状態が保てます。
これによりスムーズに『スルーアクスル』を抜くことが可能になりました。しかし、早く気づけばよかった…。と言うか袋に入っていた『マニュアル』を読めば良かった。(^^;)
まあ、言い訳としては『自分のバイク』と言う油断もありますし…『ファミコン世代』の店長としては『有野課長』のように『説明書』を読まずに『コントローラー』を握り、『ゲームスタート』すると言う思考回路なんです…たぶん…w
この『ディスクローター修正ツール』けっこう使い勝手いいですよ!