「こどもてんちょう」のヨツバサイクルの後のギアを交換してみた。




こどもてんちょうが乗っている「ヨツバサイクル 20インチ」。街乗りに使うにはちょっとギア(18T)が軽そうだったのでメーカーから販売されているオプションパーツの16Tのギアに交換してみました。
このギア交換。最近のロットのモノであれば

このような「四爪」タイプのシングルフリーコグなので、お店にある工具で対応できたのですがこどもてんちょうの自転車の場合、販売初期の頃の商品のため

このように「爪」がないタイプが取り付けられていました。この場合、別途工具が必要になるのですが

こんな感じ…。8千円もしました。  お客様からのご依頼ならまだしも所詮は私用。何回使用するかわからない作業に八千円の工具を買う気にはなれず「力業」で外すことにしました。(かと言って依頼された場合も工具購入は躊躇することでしょうが…(^^;))

コグを分解して取り外しました。一応ベアリングを再び入れ直せば使用できるのですが、たぶん、ちいさなベアリングをぶちまけることになりますし、オプションパーツのコグは¥1,000(税抜)とお安いので再度18Tの付け替えを考えるならオプションパーツ「18T」を購入する方がおすすめです。(ちなみにシマノ製のシングルフリーコグの場合「SF-1200 ¥3,796(税抜)」といいお値段です。)

あとは工具を使ってコグをホイールに取り付けてギア交換は完了です。ただし、このあといくつかの調整が必要になります。

ギアの歯数(18⇒16)が少なくなったため、そのままではチェーンの長さが合わず、写真のようにチェーンがたるんでしまいます。そこで

このチェーン引きをつかって後輪を後方に移動させチェーンのたるみをとります。

チェーンは切らずに調整可能でした。オプションで販売しているだけのことはあり16T、18T、20Tとどのギアもチェーンをカットしなくても調整できるような設計なのかもしれません。そして、もうひとつ忘れてはならないのはブレーキの仕組みが「ローラーブレーキ」や「ピストの様なブレーキ無し」の自転車ではなく「リムブレーキ」のため

後輪が後方に移動したことにより「ブレーキシュー」のリムに当たる位置が変わります。このためリアブレーキの動作確認は必ずしブレーキシューの位置調整をおこないましょう。
以上のことからこの「ヨツバサイクルのギア交換」。実はスポーツバイクの「スプロケット交換」よりはハードルは高いと思われます。しかも!「こども」がこの作業を求めるかと言ったらほぼ求めないのでしょうから確実に「親の自己満足」だしね。
今回の作業、やって意味があったかどうかは後日、こどもに聞いてみたいと思います。ちなみに…

ハンドルバーも変えてしまった…w



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