昨日の記事の追記 空気圧を下げてみましょう。

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昨日の記事の追記になりますが…

空気圧をちょっとだけ低めにする 空気を1~2週間ほど入れていない状態で参加するのはトラブルの原因にもなりますが、逆に乗車する人の体重にもよりますが『タイヤの転がり抵抗が良くなってペダルが軽くなるかな~』と『規定空気圧の最大』まで空気をいれるとタイヤが路面をグリップしにくくなり『落車の危険性』も上がるためあまり良くはありません。
このため、コーナリングの際のグリップ力を高めるためと自転車の乗り心地をあげ疲労を軽減するためにも個人的には『規定空気圧内のちょっと低め』の方がお勧めです。もちろん、空気圧が低すぎると『リムうちパンク』の可能性も上がりますので事前にどのくらいの空気圧が自分にとっていいかを確認しておくといいでしょう。









スポーツバイクのオーバーホールってどれくらいでするの?

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実際は『目立つパーツ』だらけのはずなのに写真からまったく伝わってこないオーバーホール中のエース様の自転車w

『オーバーホールってどれくらいの頻度でするものなのですか?』と聞かれることがあります。
最近のちゃんとしたメーカーの自転車&パーツってけっこう丈夫で整備不良でもとりあえずは動いて仕事はしてくれます。w(特に軽快車(ママチャリ)のシマノ製外装変速機なんてこんなに本体もワイヤーもチェーンもサビサビなのに変速できちゃんだね…と言うくらい仕事をしてくれます。)
ただこの、『とりあえず動いて仕事はしてくれちゃう』と言うのがなかなかやっかいで『なんとなく動いているからいいか~』でほおっておくと、何か不具合が起きた際に『パーツの破損』に発展していまい消耗品を交換していた方が安く済んでいたと言うことも…。また、チェーン・ワイヤーの伸び・劣化は徐々に起きているため初期性能からかなり性能が落ちていたとしても気付きにくく、実際は変速がもっとスムーズにかつ軽い力で変速できていたり、ホイールにちゃんと力が伝わっていたのに…なんてこともあったります。。
それ以外にも点検・オーバーホールをすると各部を目視、増し締め、点検をするため今まで気づかなかった不具合に気が付くと言うメリットもあったりします。

では、『どのくらいの頻度でオーバーホールをすればいいのか?』ですが、個人の価値観や使用頻度もありますし、法律で決まっているわけではないので一概には言えませんが、個人的に『安全に乗車する』と言うことであれば、『期間』で言うと『1年~2年に一回』。『距離』でいえば『6000kmぐらい』使用したら『全部バラシてオーバーホール』とは言いませんが消耗品(タイヤ、ブレーキシュー、ワイヤー、チェーン)はすべて交換はしたいところです。(タイヤに関してはそもそも6000kmはもたないような気がしますが…)
とは言え、全部交換するとそれなりの費用が発生する(当店の場合、基本的な各部簡易清掃、点検、前後ブレーシュー、ブレーキ・シフトワイヤー交換で¥27000(税込)+ロードの場合バーテープ代となっております。くわしくはお問い合わせください。)ため、費用が気になる方はオーバーホールではなく半年に一回またはサイクリングイベント等に参加する2週間くらい前に『点検』をしていただくと消耗度合いによってアドバイス等ができるので活用していただけばと思います。

点検に関してですが

当店でお買い上げいただいた自転車 点検、変速・ブレーキなどの簡易調整無料(パーツ交換等が発生する場合は別途費用が発生いたします。)です。(なるべく、速やかに作業をさせていただきますが作業状況によってはお預かりになる場合もございます。)

他店購入の自転車 基本的に『実店舗にて組立・組付』(通信販売にてご購入の自転車の場合、一度お問い合わせください)の自転車
あれば他店購入の自転車であっても点検、変速・ブレーキなどの簡易調整は¥2,160(パーツ交換等が発生する場合は別途費用が発生いたします。)でお受けしております。(基本的にお預かりにての作業になりますが、作業がこみ合っていなければ速やかに作業させていただきます。) お持ち込みの際は可能であれば自転車の保証書をお持ちください

また、一般軽快車・アシスト車(ママチャリ)点検も基本的に『実店舗にて組立・組付』(通信販売にてご購入の自転車の場合、一度お問い合わせください)の自転車あれば他店購入の自転車であってもお受けしております。(金額・預かり時間は車種によって変わるため一度ご連絡ください。)お持ち込みの際は可能であれば自転車の保証書をお持ちください。

オーバーホールに関して お持ち込みの前にご連絡、ご相談いただければと思います。こちらも『実店舗にて組立・組付』であれば他店舗購入の自転車でもお受けしております。

まあ、この前自宅で行ったエアコンのオーバーホールではありませんが、最低でも2~3年に一度は全て一気にやらなくてもいいので消耗品(タイヤ、チューブ、ワイヤー、ブレーキシュー)の交換をおススメします。








 

かなり昔にも記事にした事があるのですが…&業務連絡。

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昔の記事で書いた事があるのですが、パンク修理で持ち込まれた自転車で『パンク』よりも『うわっ』と思うのがヘッドパーツ部の『ガタ』…『ガタ』だけならいいのですが写真のように『取付ナット』部が緩んで取れてしまっている自転車も…。こうなってしまうと場合によっては走行中に『カゴ』が暴れたりして安全な走行に問題が出てくる事もあります。
前ブレーキをかけた際にハンドルが前後にガタ付く等の症状がある場合は必ず自転車屋さんに持っていきましょうね!

次に連絡事項ですが、以前ブログで紹介した10月の『南魚沼サイクルフェスタ』に参加しようかな…と思っている方へ。『エントリー』も競争率が高いそうなのですが『前泊の宿確保』もなかなか競争率が高いよ!とアドバイスを受けました。エントリーは始まっていませんが先に宿の予約だけでも進めようと思います。現状5人の方から『参加するつもり…』と聞いていますのでその方の分はさっそく予約完了しました。まだ迷っている方は早目にご相談いただければと思います。参加された方からの感想は大変楽しかったそうなのでいかがですか~?
あと、8月に行くの『栄村』のサイクリングイベントも現在8人で参加予定です。こちらも楽しいイベントと聞いていますので参加のご相談お待ちしております。ヽ(^。^)ノ








Vipros グゥーキンアルファ

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Vipro’s グゥーキンアルファ ¥1,728(税込)

Vipro’Sから新しく販売された固着したグリスやオイルを溶解洗浄する洗浄剤です。

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液体の色は透明で『低臭タイプ』とうたっているとおり、このての洗浄剤の中ではニオイは一番きつくないです。
そして、使い方は簡単。汚れてたスプロケ等をつけ置きしたおとブラシなどで軽くこすりながら汚れをおとします。最後は水で洗い流してウェス等で拭くだけです。(保管する場合は水置換性のオイルを添付するのをおススメします。)

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詳しくはチラシを見てね!w








ASHIMA PCD のオイル交換をしてみた。

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オイル交換をしてみました。
ブリーディングの仕方はほぼAVIDとほぼ同じ方式。作業していて『おっととと』と感じたのは通常の油圧ディスクと違ってキャリパー内のみにオイルが入っているため強く注入してしまうとピストンが簡単に出てきます。
また、オイル注入口の蓋であるネジ部分にはOリング等がないため水道工事用の止水テープ等を巻いてから締めた方がいいかもしれません。一度、何も巻かずにブレーキレバーを握ったところオイルがにじみ出てきてしまい。ブリーディングやり直し…となりました。w
それ以外は説明書通りに行えば問題なさそうです。
あとはワイヤーの引きをなるべく軽くするためにちょっとした工夫などはしてみました。あとはお客様に感想を聞いてみます。(^_^;)








ミドルゲージ化

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6870アルテDi2で32Tのスプロケを導入する時にネックになるリディレーラーのミドルケージ問題…。
自分の場合は『もういいや…』で買っちゃいましたがお客様から相談を受けた際には機械式とは違いさすが『Di2』なのでリアディレーラー結構いいお値段なので買いとは簡単にいかないものです。
思って6870リアディレーラーのスモールパーツ表を確認したところ、同じページにショートケージとミドルケージの個々のスモールパーツがあるし…つまり、本体は一緒でケージが違うだけからケージを交換するだけでミドルケージの32T対応にできる予定ということで

取り寄せして…
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ばらして…
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ばらして…

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ついでにプーリーのベアリングのグリスアップして…

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あーだーこーだしながら組付けてみました。

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明日、自分の自転車に組付て作動するとは思いますが試してみます。(^_^;)

追記
やはり、ショートとミドルでは別の商品でした。m(_ _)m が結論から言うと『特に支障なく動いちゃいました(^^;)』 と言う感じです。
ただ、あくまでも『自己責任』なので『保証対象外』ですし、何がおきても責任はとれませんのであしからず…(^^;)









ディレラーハンガー

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リアディレーラーの取付部分になっているパーツの『ディレーラーハンガー』。
転倒したり、自転車を倒してしまったりした時に運が悪いとわりと簡単に曲がってしまいます。(^_^;)
曲がっただけなら『変速が上手くいかないな…今度修理に持っていこう』で済むのですが、その状態のまま、登り坂で一番軽いローギアに入れてしまうとホイールにリアディレーラー巻き込まれ、リアディレーラーごとハンガーがボッキリ…もしくはチェーンがスプロケットに噛みこみ車輪が回らなくなったりと走行不能なトラブル(ある程度の修理の知識があれば修理は可能な事もあります。)になることもあります。

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ハンガーが曲がるとこんな感じです。

もし、曲がってしまった場合、『3.4.5.6段あたりの変速がスムーズでなくなる』症状が発生することが多いので、転倒や自転車を倒してしまった後に上記のような症状が出た場合は一度確認してみるといいかもしれません。

曲がってしまっていた時の対策としては

1.目視でまっすぐになるように手で無理やり曲げ直す(そのまま、ディレーラーハンガーが折れるリスクはあります。)

2.ローギアを使わないように走る

3.ディレーラーハンガーを交換する。

等の方法があります。
1日で終わるサイクリングの場合はとりあえず『1』や『2』の方法でどうにか帰宅し、その後自転車屋に持って行って修理をするという方法がとれますが、それが難しいと思われる『日数がかかる長距離のツーリング』や『オフロード走るようなシーンがあるイベント(MTBだけでなくロードも)の場合は『スペアのディレーラーハンガー』か『エマージェンシーハンガー』を装備して走ると安心です。










ホイールを外した時は気をつけましょう。(過去記事より)



気温もあがりいよいよ自転車が楽しい季節の到来!と言う感じですね。これからの季節『輪行』をされる方も増えていくと思います。その際に下記のような『クイックリリースレバーのツルマキバネ』の取付ミスをすると『変速』や『ブレーキ』が動作不良がおこり乗車できない状態になったりします。(『輪行』だけでなく『車体清掃』や『メンテナンス』の際におきる事あります。)
クイックリリースレバーを車輪から取り外さなければ起こらない話なのですが、そうは言っても慣れていないうちは思わずクイックリリースレバーを外してしまったりしてしまうこともあります。『車輪を付け外ししてから調子が悪くなった』と言う方は下記のような状態になっていないか1度確認してみてください。
下:バネの向きを間違って取付しまったクイックリリースレバー

下:間違ったバネの向きの拡大写真。外側に向かってバネが細くなっています。

下:正しいバネの抜きの拡大写真。 内側に向かって細くなります。
ではなぜ、フレームがホイールに対してまっすぐ取り付けられなくなるかについて説明したいと思います。
まず、『ハブ軸』ハブ軸が収まる『フレームエンド部』の写真で説明したいと思います。
下がハブ軸の写真です。軸の細くなっている個所がフレームのエンド部分に収まります。

こちらはフレームエンド部の写真。中央のくぼんでいるところにハブ軸が収まります。

次に『ツル巻きバネ』の向きが『正しく取り付けれている時」の写真『正しく取り付けれていない時」の写真を見比べてみましょう
特にハブ軸の部分に注目して見てください。まず、『ツル巻きバネ』が正しい向きに入っている状態の写真です。

次に『ツル巻きバネ』が正しい向きに入っていない状態の写真です。写真のようにハブ軸の上にバネが重なってしまい、ハブ軸に厚みが出てしまいます。このため、『ハブ軸』が 『フレームエンド部』のくぼみにちゃんと収まらず、車輪がフレームに対して正しく取り付けられないのです。(車輪が斜めにハマってしまう事例が多く見受けられます。)

上記のような事例もありますので『ツル巻きバネ』をクイックリリースレバーから一度『外した』もしくは『外れてしまった』 際は『バネの向き』を確認してホイールの取付をしていただければと思います。

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