シマノスプロケット 11-34Tを使ってみて、個人的に11-32Tより使いやすかった。(ファイナルギアが軽いからだけではなく)


先日の1日ロードサイクリングのために交換してみた「11-34T」のスプロケット。「11-32」と「11-34」二つを実際に使用してみた結果『11-34T』の方が自分に合っていたようです。そこで今回は個人的に良かった点の感想を書いてみたいと思います。

まず、今まで使用していた11-32Tとのギア構成を比べてみると
「11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34」
「11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32」
見ての通りワイドなギアレシオです。全体的に2T~3T軽くなっており自分としては「11-32T」よりも軽めのギアが欲しかったため相性が良かったのかもしれません。

特に交換して良かった点。

①ファイナルギアの「34T」もありがたいが、「30T」がここまで良いとは…。
「34T」と言うワイドなファイナルギアはもちろん助かりましたが、ロー側2枚目「30T」が思っていた以上に「使いやすい歯数」でした。と言うのも、今までの「11-32T」だと『28Tでは「ギア足りず…」かと言って「32T」だと「ギア軽すぎ…」うーん 悩む…(^^;)』と言うシュチエーションがあったのですが、「30T」が用意されたことにより、ちょうどいい感じで「上り」が上れることが増えました。
何故もっと早く出してくれなかったシマノさん…と言う感じです。w

②平地で欲しかったギア「15T」と「17T」が入っている。
以前「11-32T」の記事でも書いていますが以前から荒サイなどの平坦で「15T」と「17T」が欲しい…と思っていたのですが。それがスプロケットを変更することにより使用できるようになりました。おかげで平地が以前よりも楽?気分よく?巡航できるようになりました。

 ③トップ11T~27Tまでのギア構成が2T刻みになっているため27Tまでギアチェンジをした際の負荷のかかり方が均等になる。
トップからロー3枚目までの歯数が均等に2T刻みのため変速した際の負荷のかかり方が一定でペダリングのリズムが取りやすいです。

④5段目のギアから「9速時代のファイナルギアが続き」+ 従来よりも軽いギア + ワイドギアと言う構成がなぜか足に合う!(感覚的な話になってしまいますが…(^^;))
この「11-34T」のギア構成、「21T」部分からの「21-23-25-27-30-34」は9速時代のデュラエース CS-7700時代のファイナルギアが順番にくる構成でした。このギアの構成が絶妙(当社比!)で9速オジサン世代にとってペダルを漕いでいる時の感覚(負荷)が慣れ親しんだなのか相性がいいのかもしれません…。w

以上が「11-34T」を使っての感想でした。
ちなみに基本的に「11-34T」を使用していない方が交換するためにはRD-R7000GSまたはRD-R8000GS(※5800と6800のGSリアディレーラーは32T対応のためシマノ的に非対応です。)リアディレーラー、スプロケット、チェーン+工賃が必要になります。