チェーンカッター!!!


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ここ数週間のうちに何故かチェーンを交換・修理するための工具『チェーンカッター』の話題や出番が続く事があったので今回はチェーンカッターを使用したチェーンの修理方法を載せたいと思います。まず、チェーンカッターですが今回は普段私のサドルバックやツールカンに入っているモノを使用します。(時々忘れたりましたが…w)P3010215
TOPEAK LINK11 ¥2,614(税込)
コンパクト収納で使い勝手も良く、お値段もお手頃な携帯チェーンカッターです。個人的にかなりおススメです。(とは言え…そんなに売れるものでもないのでお取り寄せ対応だったりします…(^_^;))
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チェーンフックも付属されていますし、カンパチェーンの『カシメ』にも対応しております。もちろん11速対応!
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ちなみに携帯工具に付属されているチェーンツールはコンパクトになるので携帯するには便利なのですがやはり『チェーンカッター』単体の工具の方が使いやすいです。また、携帯工具付属の場合、11速に対応していない場合もあるのでお持ちの方は確認しておくといいでしょう。
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チェーンが切れる場合こんな感じでねじ切れる事が多いのですが、このねじ切れた箇所の近くの部分も『変形』が生じている場合があるため『切れた箇所からだいたい左右1コマ分』の箇所でチェーンをカットします。『1コマ分』とはP3010241 _2ー
写真のように『内側の穴が3つ』で『1コマ』と覚えておくと解り易い?かもしれません。ちなみに『チェーンをカット(切る)』という作業は『紙やゴム等を刃物でカット(切る)』と言う作業とは違い、こちらの写真だと真ん中の穴にある『接続ピンを押し出し、チェーンを分割する』作業を行います。P3010229 P3010228
まず、『チェーンの切る個所』をチェーンカッターに設置します。設置したのち、写真右側のハンドルが付いている『ネジ部分』をねじ込んでいきます。P3010230
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すると、上記の写真のようにチェーンの『接続ピン』が反対側に押し出されてきます。P3010234
右のハンドルが動かなくなるまで押しこむと、『接続ピン』は完全にチェーンから押し出されます。
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ピンを抜いた状態でチェーンを軽く引っ張るとこのようにチェーンを切る(分割)する事ができました。
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『コネクトピン』を使用して修理する方法もありますが、今回は簡単な『ミッシングリンク』を使用します。ちなみにミッシングリンクは11速、10速、9速、6,7,8速とすべて種類が違うので、自分の使っている変速段数に合ったミッシングリングを用意しておきましょう。
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ミッシングリンクを使ってチェーンを繋げる場合、ミッシングリンクが『チェーン外側のプレート』になるため、必ずチェーンの両端が写真のようにチェーンリンク部内側になるようにカットしてください。
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この状態だとミッシングリンクは使用できません。P3010240
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ミッシングリンク(写真はROTORのリンクです)を写真のように取り付けて…P3010246P3010248
ミッシングリンクの『リンク部』を合わせ左右に力をかけるとリンク部が噛み合い、固定されます。手で固定ができない場合は、後輪を地面に付けた状態でペダルを踏みこむと固定しやすいです。
とは言え、写真だとなかなか伝えにくいので、もう少し暖かくなったら今度、初心者向け朝サイクリングで『野外チェーン交換・修理教室』も行いたいと思います。
こちらが実際に使ったチェーンカッター。

数回ですがリユース可能な11速ミッシングリンク




よく見るとわかります。

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電動アシスト車の『ダメになっちゃったフォーク』『ちゃんとしたフォーク』これが自転車に取付られているとけっこうわかりずらいのですが実際に乗ってみると『まっすぐ走る事ができず、常に右に進む』と言う状態…。(^_^;)
特に車や電信柱等と接触したわけではなく、『ただ転倒した』との事… ちなみに前輪は…

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見事なポテチに…  転倒した際に前輪とフロントフォークにアシスト車と人間の重さが一気にかかりこうなったのでしょうがなかなかすごいですね…



やっぱり駄目みたいですね…

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何がと言うと、ブリジストンの人気の三人乗り自転車の『HYDEEY.2』のタイヤ…この車種でお持ちいただいたパンク修理はほとんどの割合でタイヤサイド部の痛みによるパンクです。(根本的な原因は『空気圧不足』による『タイヤの規定以上の変形』が原因のようなんですが…)このMTBぽいタイヤのタイヤ自体は特に普通なのでしょうか用途にまったくあっていないのでしょうね。(ルックス重視かと思われます。)他の三人乗り自転車はちゃんとサイド部が強いタイヤを使用して『タイヤの規定以上の変形』の対策はある程度とられているいるのですからどうにかならないもんですかね…と、グーグル先生に聞いてみたら他の自転車屋さんでも同じような記事を書いて方がちらほら…やはり、根本的な解決策はタイヤ交換になってしまうようです。もちろん、タイヤを交換しても、そもそもの原因である『空気圧不足』を解決するためにこまめな空気補充(できれば一週間に一回)を心がけてください









チューブレスタイヤなどにシーラント剤を入れるのに便利です。

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以前、お客様との会話で
『シーラント剤を付属のインジェクターで入れようとしても全然入らず、挙句挿入口から拭き出るし…大変
『えっ、ぼくインジェクター使ってないですよ~XX使ってますよ』
『え~言ってくださいよ~
と怒られたのでやり方を載せたいと思います。
バルブコアが取れるタイプの仏式バルブが前提条件なのですが、
① 先にタイヤをリムにはめてしまいます。
② バルブコアを取り外します。(バルブコアの外し方はこちらの記事を参考ください)
③ 上記の写真のような『プラスチック製シリンジ』(プランジャー(押しこむ棒)もゴムキャップが付いていないフルプラスチックがおススメです。)をバルブコアを抜いた口に差し込んであとはシーラント剤を注ぐだけです。(30mlサイズくらいがちょうどいい大きさみたいです)
④ あとは待ってれば自然にチューブ内に流れていきますし、時間短縮のためシーラント剤を押し込む場合はバルブ口を真下ではなくやや斜め横の位置に変えて押しこむとシリンジをバルブ口から抜く時にシーラント剤が逆流しにくいです。
私も昔は『インジェクター』使っていましたがこちらの方が手や周りを汚す確率がかなり減ります。また、シーラント剤を入れた後にチューブレスタイヤのビートがなかなか上がらない場合、上記のバルブコアの外し方の記事を参考にしていただければと思います。









もう『いいくにつろう』ではないらしい。

私が小学校の教科書とかで習っていた事ってけっこう修正されている事があるのは知っていたのですが…
まさかタイヤのはめ方の『スタンダート』も変わっていたとは…

私が一番最初に習ったタイヤのはめ方は写真のように『バルブ部分』のチューブがタイヤに挟まれやすいと言うことで『バルブ側』からはめていくと言うやり方だったのですが…どうも最近では


このように『バルブの反対側』からはめていくようですね…たしかにこちらの方がはめやすくチューブが噛みこむ率は少ないような気がします…と言うか調べてみたら『パナレーサー』の説明書は反バルブ側からはめると書いてありました。
と言うことで、バルブ側からはめていた方は試し見てください。歴史とか科学とかと違ってどちらが正解と言うものではないのですがおそらくこちらの方法の方が失敗する確率が少ないと思われます。
しかし、いつからこの方法が定説になったんだ????









スプロケット洗浄

やっと晴れ間が見えましたが、水、木あたりはまたマークですね…自転車に乗れないしメンテナンスでもしようかな…と言う方も多いのではないでしょうか。そこで普通なら『チェーン洗浄』ですがなぜか『スプロケケット洗浄』のやり方を書いてみたいと思います。(ネタ用の素材写真があっただけなんですけどね…

まず、スプロケット抜き工具を使ってホイールからスプロケットを取り外します。ホイールに取り付けたままできないこともありませんが、きれいに掃除するには工具を使って取り外すのがおススメ!
外した状態が上記の写真です。この時、金属トレーやプラスチックトレーの上に置くと作業がしやすいです。次にこちら

『WOKO’S チェーンクリーナー』を拭きかけます。こちらの商品は非乾燥タイプなので速乾タイプのパーツクリーナーと違って少ない量で洗うことができます。
ちなみにお店で作業する際は同じWOKO’Sさんの『フィルタークリーナー』を使用していま。『フィルタークリーナー』の方が汚れ落ちはいいのですが、『石油系のニオイ』がかなりきついため家庭で作業するにはなかなかハードルが高そうなので、比較的ニオイのきつくない『チェーンクリーナー』の方でご紹介しています。また、『チェーンクリーナー』は水溶性で環境へのダメージが低く、防錆剤が入っているのもウリです。

あとは付属のブラシでゴシゴシします。

その後、ウェスでさらに拭き!拭き!この際に『汚れ』がこびり付いている場合はコンプレッサーで吹き飛ばすかさらにチェーンクリーナーを吹きかけてこすり落とします。

スプロケの隙間はこんな感じでタオルの外側の硬い部分でゴシゴシするとキレイになります。
雨で外に乗りに行けない休日はこんな感じでスプロケット掃除をしてはいかかでしょうか?また、チェーン、クランク、リアディレーラーと同時に行うと洗っていない箇所からの汚れが付着する事がないので一番おススメです。









『カシュー』とブレーキから音が聞こえたら気をつけましょ。

ブレーキをかけた際に『カシュー…』と金属がこすれるような音が聞こえる事ってありませんか?そんな時は車輪を外しブレーキパッドのブレーキ面を見るようにしましょう。上記の写真のようにブレーキシューに金属片がめり込んでしまっている事が多く、このまま使っていると金属片でリムを削っていくことになります。そのまま、気にせず乗り続けてしまうと最悪…

こんな感じでリムが破断します。特に通勤、通学で毎日自転車を使われている方は要注意ですよ。

あと、別件ですが…

『Mっく』の新商品の『チェロス』 ですが…これは『チェロス』じゃなくて『揚げパン』だよね… 『シナモンパウダー』より『きな粉』が欲しいです…