フィッティングに行く前に…

最近、お客様に言われたとあるバイクフィッティングに行こうか迷い中の店長ですが、まだ『湿布』とお友達のため腰が治るまで悶々とする予定です。(^^;) ただ、フィッティング等を受けてきたお客様の話を聞いたりしていて自分もそうですが、これからフィッティングサービス等を受けにいこうかな…思っている人へのアドバイスをいくつか思いつきました。

1.受けて疑問に感じたり、自分で感じた感覚の違い等は必ずその場で質問する。
これは自転車に限った事ではないのですが『自分で体験している感覚的な事、頭で思っている事』は言葉に出さない伝わりません。その感じている違和感や疑問点を後回しにしてしまうと支払っている費用や時間が無駄になってしまうこともあります。『フィッターの人がそう言っているから』ではなく、疑問に思ったら『なぜそうなるのか?』を質問するようにするといいと思います。

2.『気になる箇所、場所(問題点)』をまとめておく
現状で気になる箇所・場所の情報整理をしておくと質問がしやすくなります。特にフィティングを受けに行く際にただ漠然と『ポジションを決めてもらう』のではなく現状気になるところを箇条書きでもいいので書き出し、自分に起きている状況や要望を伝えるとよりフィッテングする方も作業がしやすくなると思われます。

3.理想を言えば『ローラー台』だけでなく『実走』でもポジション見てくれたり、アドバイスしてくれるところが良さそう。
自転車って、実際に外に出れば『風』『斜度』『気温』『天候』『道路の路面状況』と言う『自転車』に起こる外的要因だけでなく『一人で走る』『複数で走る』等の周囲の状況、『体の疲労』『体の癖』『精神状態』etc…と言う様々な状況で乗ることになります。ローラー台でもある程度『基礎』になるポジションは出せると思いますが、外での乗車は上記のような様々な条件で基礎となるポジションは崩れてしまう事が多々出てきます。そのため、外で実走をしながらポジションを見てもらう事ができれば『習ったポジションからどのようにズレているのか』『そのズレを解消するにはどのように意識すればいいのか』を指摘してもらう事が可能になるので、理想を言えばその人と実走する機会ができるようなところがいいですね。(そんなところがあるのかどうかは知りません。(^^;))

4.フィッティングを受けた後できれば3か月は自分でポジションをいじらない方がいい…らしい。
フィッティングを受けた後に『いまいちしっくりこないからもうちょっと調整しよう』と変更後のポジションを自身で変更してしまうというお話はわりとあるある話のようです。たしかに実際に乗車しているのは『自分』なので『自身の感覚』を大事にすることは大切な事だと思います。
ただ、フィッティングを受けると『今まで違う体の使い方』になる可能性は高く、『いままでと違う感覚(しっくりこない感覚)』と感じるのは当然のような気がします。それなのに、そこで変更をしてしまうとせっかく教わった『以前と違った体の使い方』を身に着けることができなくなってしまうと思われるため(『正しい』かどうかはまた別の話ですが)最低でも体が適応すると言われている『3か月間』くらいはその変更したポジションで乗り続け、その後、『何(問題点)』『どう』改善されたかどうかを判断するのがいいと思われます。
問題は『何(問題点)』をどう設定するかなのですがこれは『2』にも書いた事ですがフィッテイングを受ける前に自分で『何(問題点)を改善したい』のかを決めておくと判断しやすいと思います。また、そうしておくとポジションをいじりたくなった時に。自分でいじってその『何(問題点)』が本当に改善されるのかを考える判断基準にもなると思います。








昨日に続き『七瀬シリーズ』の2作目。ドラマ化も結構してますし…『時かけ』もアニメ化してるし…この際『家族八景』『七瀬ふたたび』と『七瀬シリーズ』深夜アニメ枠(ノイタミナあたり)でやってくれないかな~

ポジションとかフィッティングとか…2

先週書いた『』の続きですが『フローチャート』をなんて事を書いていましたが、もうちょっと各分類を考えた方が整理できるかなと思いしばらくちょこちょこと書いていきたいと思います。(本当に続けられるのかは不安ですが) さて、前回の記事を書いた後、ポジションとフィッティングについて時間がある時にグダグダと考えていたのですが、とりあえず『ポジション(位置)』について私の中ではこんな定義になりました。

ポジション(位置)…固定値として捉え、その値が決められた場合、変更作業を行わない限りは変更をしないモノ。

と書くと、『一度決めたポジション(位置)はそうそう変えるな!!』と言う意味に捉えられそうですが、そう言う事ではなく…
ポジション(位置)って『動かない(動かせない)事を決める』と事だと思うんです。まず、『固定値として捉え』と言うのは、『ステム長』『サドル高』『ハンドル落差』、『フレーム(サイズ)』等って当たり前ですが決められた長さで作成または固定されているモノなので一度決めたら変化しない(常に長さが変わらない)モノなのでそのように書かせていただきました。(と言うか動きまくったら乗車できません。角度調整ステムやドロッパーシートポスト等はとりあえず除外します
そして、その『長さ』等を変更するには当然、自転車から降りて、『ステムを交換』したり『シートポストを上げ下げしたり』等の『作業』(乗りながらできない事もないですが危険ですしね…)が必要になりますので『その値が決められた場合、変更作業を行わない限りは変更をしないモノ。』となるわけです。

まとめてしまうと、ポジション(位置)を決めると言うことは『乗車状態時に変化しない場所を決める事』なんだな~と言う事を頭の片隅入れておくと、ポジション(位置)を変更する時に何が起きるかと言うのが解りやすくなるのではないかと言う事です。
たとえば、『ステムを現状よりも長いモノに交換しよう』と思った時にその事をただ『ハンドルが遠い状態になる』と言うのと、先ほどの定義で考え『乗車中のハンドルの位置は現状よりも常に遠い状態になる。しかも、乗車中は変更できない』と言うのでは起こる現象のとらえ方が違ってくるはずです。(乗車状態の疲労や筋肉への負担を考える材料だけでなくその事によりポジションの二つ目の意味でもある『姿勢』にも関わってきますので)

と、当たり前の事を書いてるだけじゃん!と言われそうですがこの記事類は店長の頭の中を整理するために書いておりますので生温かい目で見てください。 さて、『みたらしアイス』食べよっと!