スローパンクの原因はこれだった…



今回のタイヤ(MAXXIS PADRONE)はかなりお気に入りだったのですが何故か『リアタイヤ』が一日経つと空気圧が1/3くらいに…
スローパンクなのは間違いないのですがパンク防止液を入れてもタイヤから液が吹き出てることもないため穴は開いていなさそう…「なんだろ?????」と思いながらあっちこっちをいじって、やっと原因を発見しました。

年式やメーカー、モデルによって違いますが、私が使っている『フルクラムレーシング1』は写真と同じタイプで『バルブコア(バルブの中心部分)』が取れるタイプで、このコアのゴムパッキン部分とシール部分が傷んでいて、どうやらそこから空気が抜けていたようです。(またはコアが緩んでいたのかもしれません)交換をしたら問題なく空気圧が保持されました。
このコアが取れるタイプのバルブ。『チューブレス対応』だけでなく『通常のチューブ』でもメーカーによっては存在します。バルブの先を折ってしまった時に交換できたりパンク防止剤を注入するのに楽だったりと便利な一方、取れないタイプと比べてコア部分の緩みが原因でスローパンクをしたり、空気入れの口が『ねじ込み式』のタイプのだったり、『バルブキャップ』がアルミ製の場合、ポンプを外そうとした時やバルブキャップを外そうとした際にこのコアまで一緒に取れてしまったりなんて事もあります。このため時々緩んでいないかチェックしておくといいでしょう。

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ちなみに『緩み』のチェックだけでしたらラジオペンチ(お店ではシマノの完組ホイールに付いてくる振れ取り用工具を削って使ってます。)とかでも可能です。確認の方法は『コア』の部分に平らになっているを個所をペンチで軽くつまんで軽く締めてみるだけと簡単です。チェックの際には強く握ってコア部のネジ山を潰してしまったり、コアを締めすぎないように気をつけてましょう。

ちなみにコアを取るとこんな感じです。当たり前ですがネジ山が切られてます。
今日のお花
昨日の雨でけっこう落ちてしまっているかも知れませんが日曜日に行った文京区にある 『播磨坂』 の桜はきれいでしたよ~

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