緩んでませんか? お買い物自転車のヘッドパーツ。


最近、お買い物自転車の修理をしていて気になるのが、ヘッドパーツ(ハンドルをスムーズに動かせるための組付パーツ)にガタがある自転車が思った以上に多いことです。

そのままにしておくとヘッドパーツの中にベアリング(このベアリングがあるおかげでハンドルがスムーズに動かせるのです。)が痛み、最終的にはベアリングが割れてしまいます。その結果、ハンドルを切るたびに『バキバキ』と言う音が鳴ったり、ハンドルがきれなくなったり、前ブレーキをかけた時にハンドルが前後にガクガクして自転車の挙動が不安定になり、その事が原因で転倒する恐れもあります。
とは言え、お買い物自転車のヘッドパーツをちゃんと締めるには専用工具が必要になるため、普通は締め直しなどなかなかできません。そこで『ヘッドパーツのガタ』の予防策として、3か月に一度くらいの割合で下の写真の順番で(手でも構いません)、ヘッドパーツが締っているかを確認する事をお勧めします。もし、手の力でも締まるようでしたら、そのヘッドバーツは緩んでガタが出始めていますので、お近くの自転車屋さんで締め直してもらいましょう。

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