車輪を固定しているパーツです。


偶然なんでしょうが、最近、お預かりした修理車でクイックレリースレバーの締めつけ具合が緩かったり、レバーが締まっていなかったりしている自転車が数件続いております。
このパーツは車輪を固定するための大変重要なパーツです。説明書やフロントフォークにも『乗車前には必ず締まっているか確認してください!!』と書かれるほど確認をしなければいけないパーツです。『毎回、確認してから乗車してください』とまでは言いませんが、時々は確認をしましょう。
特に『初めての輪行』『初めて車輪を外してのパンク修理』等、『初めて車輪を外した!』という時は確認していただいたほうがいいと思います。

レバー部分には『OPEN』『CLOSE』と表記されており、かならず、冒頭の写真のように『CLOSE』の文字が見えるように『手のひらにある程度抵抗を感じるくらいのかたさ(ちょっと手のひらが赤くなるくらい)』でレバーをたおすようにしましょう。(抵抗が感じない場合はレバーの締めつけ具合が緩い状態です)
上記の写真のように『OPEN』の文字が見えていてはいけません。

レバーの締まり具合の調整は、写真に映っているレバーの反対側の黒いポッチのような部分で調整します。
『レバーをたおすときに抵抗を感じない』時はポッチの部分を『時計回り』に回し、レバーに抵抗を感じるぐらいまでポッチを回します。
逆に『レバーが固くてたおせない』場合はポッチの部分を『反時計回り』に回し、レバーが抵抗を感じながらたおせるぐらいまでポッチを回すようにしましょう。








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