Vブレーキシュー交換時の注意点 (スペーサーの順番)


時々持ち込まれてくる修理車の中で『Vブレーキ』のシューのスペーサーの『順番』『向き』が間違って取り付けられている方を見かけます。(もちろん、気付いた時は直してお渡ししてますよ~)
たしかにブレーキシューは自転車屋でなければ数多く交換しないので解りずらいと思いますが、『向き』を間違えると、ブレーキシューの角度が調整できると言う利点がなくなり、またシューの固定力が弱くなる場合もございますのでご自身で交換される場合は『順番』と『向き』に気をつけて交換をしましょう。

基本的には『シュー本体』 ⇒ 『半円の凹スペーサー(厚)』 ⇒ 『半円の凸スペーサー』 ⇒ 『ブレーキ本体』 ⇒ 『半円の凸スペーサー』 ⇒ 『半円の凹スペーサー(薄)』 ⇒ 『平ワッシャー』 ⇒ 『取付ナット』 の順番です。
ただ 『半円の凹スペーサー(厚)』 と『半円の凹スペーサー(薄)』に関しては『リム』と『ブレーキシュー』との距離によって、『厚』と『薄』を『入れ替える』があります。このため、『凹スペーサー』の順番は現物合わせで臨機応変に入れ替えていただいた方がいいでしょう。
※取り替え前のブレーキシューの順番通りにすればだいたい合うと思います。

問題の『向き』に関してですが『凹スペーサー』と『凸スペーサー』をアップで見るとこうなっています。そして、このスペーサー名前の通り『凹』と『凸』の形なので合わせる向きがあります。(私が勝手につけてますが…)

こちらが正解の合わせ方。凹部分に凸部分がちゃんと入っています。このおかげで自由に角度調整ができ、『トーイン調整』や『微妙なシューの角度調整』などができるのです。


こちらが失敗の例ですね。『凹』と『凸』がかみ合っていません。これでは『角度調整』が出来ないどころかきっちりとブレーキシューを取り付ける事が出来ません。また、ブレーキシューとリムの隙間も正しくなくなります。
『ブレーキシュー』と交換する際は以上の点に注意して頂ければと思います。

あと、初めてのパーツを『分解⇒交換』をする際は『古いパーツを分解した順番通りに並べておく』 をしておくと交換する際に組付の参考になりおススメです。これはパーツの『分解⇒清掃』などをする時にも有効ですね~

Vブレーキシューの取付・調整はL字型のヘックスレンチよりも、こちらのタイプのヘックスレンチの方がリムへ押し当てながらシューの位置調整ができ軽い力で締め付けができるのでおススメです。

今日のお花

クレマチス 「写真提供:花咲ジジイ ブログ http://tatechan.blogspot.com
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