ミラノ 1 (2008年6月19日)

スイス国境を目指して北上した際は、一度迂回したミラノを訪れました。
やはり大都市だけあって、町へ入るのに苦労しましたが、何とかホテルまで辿り着きました。
一休みして、早速観光へ出かけます。
写真は、ミラノの中心にある教会で、一番の名所です(前を覆っている看板がちょっと邪魔です)。

ちょっとだけスイス 2 (2008年6月18日)

スイスに入って驚いたのがイタリアとの違いの大きさです。
国境をまたいだだけなのに、建物も通りも整然と整っています。イタリアの、良くも悪くも雑然とした感じが全くありません。ゴミもほとんど落ちておらず、清掃が行き届いています。
BARに入って食事をしたのですが、そもそもこの時間(午後1時半から4時ぐらい)はイタリアではお店がほとんど閉まってしまいます。食事ができるだけでも、やはり違う国なんだな、と感じました。
そして、お店のメニューの金額表示もユーロではありませんでした(ユーロを使うことはできました)。
スイスの町で無事に食事もできたので、イタリアへ戻ります。
しかし、通ったのがかなりマイナーな道で、国境の検問が(財務警察の)国境警備隊の管轄だったのが問題でした。
パスポートを見せた際、スイスのスタンプが押されていなかったため、いろいろ質問された挙句、ここは通せないから別の検問所を通ってくれ、と言われてしまいました。
2kmほど離れたところにある別の検問所は警察の管轄なので、そちらなら問題ないだろうとのこと。
結局、少し余計に走らされましたが、警察の検問はすんなりと通れ、無事イタリアへ戻れました。
写真は、スイスのChiassoの町並みです。

イタリア縦断達成!(2008年6月18日)

母の足の具合は、なんとか大丈夫なようなので、今日は出発することにしました。
コモ湖の湖畔を通ってスイスへ入りました。といっても少し入って戻ってきただけですが。
ある程度上り坂もあったので時間はかかりましたが、無事国境を越え、これでイタリア縦断達成です。
しかし!
帰りの飛行機はフランスのニースからになっているので、まだあと一週間ほど走ります。
写真は、コモ湖畔です。

マドンナ・デル・ギザッロ教会の続き

教会では、自転車に付けるヘッドバッジなど、ここならではのお土産を買うことができます。
写真は、お土産を売っていただいた、信者のマリオさんと、お孫さん(だと思います)のパトリック君。
博物館の方に連絡を取っていただき、有難いことにわざわざお越しいただきました。
10分ほどでお見えになったので、かなりご近所なのだと思います。
お土産は車に載せてあるのかと思ったのですが、そうではなく、教会の祭壇横の小部屋にストックしてありました。
教会の中に飾ってある自転車についてもいろいろと説明してくれたのですが、僕の語学力不足であまり分かりませんでした。もう少ししっかりとイタリア語を勉強しておけばよかったと思いました。
雨もすっかり止んで、帰りの下り坂は、比較的安全に走ることができました。









単独アタック

母は、昨日転んで打った足がやはり痛いようなので、大事をとってもう一泊します。
今日はコモ湖近くの峠に立つ、マドンナ・デル・ギザッロ教会(サイクリストの教会として有名なところです)を目指す予定でしたが、さすがに今の状態では母が峠を登り降りするのは厳しそうです。
やむなく僕一人で峠にチャレンジすることにしました。
母はホテルで休養です。
伝統のレース、ジロ・デ・ロンバルディアでも通過するこの峠ですが、実際に走ってみたところ、登りはそんなにきつくないです。
ただ、朝から降り続く雨の中を一人で行くのはかなり侘しく、一体何のために走っているのだろう、などと考えてしまうほどです。
それでも、登り切るころには、幸運なことに雨はほぼ止みました。
雲に隠れてほとんど見えなかった山並みも徐々に見えてきました。
そしてやっと眼下のコモ湖が見渡せました。
峠から眺めるコモ湖はとても美しく、やはり来て良かったな、と思いました。
教会はとてもこじんまりしていて、中にはこれまでの名選手の自転車やジャージなどが飾られていました。
隣に自転車競技博物館もあり、こちらもオススメです(自転車で行くと入場料が1ユーロ安くなります)。
写真はマドンナ・デル・ギザッロ教会です。