『フリー』が本当に『フリー』になっちゃう前に…


先日、『クランクをどんなに漕いでもギアがクルクル回って動きません…』と言う修理を受けました。カンパホイールで(記憶が曖昧なのでフルクラムかもしれませんが…(^^;))なんとなく症状的に検討がついたためホイール部のフリーを分解してい見ると予想どおり、フリーを駆動さる『爪』を起こすための『pawl spring』が折れていました。

こんな感じで真ん中からポッキリ…。このスプリングが折れているとリアのホイールを駆動させる事ができないため漕いでも漕いでも進みません。(ローラー台無負荷のインナーxロー的な)
近所であればいいですが、ロングライドの途中や峠の途中でこの状態になった日にはロードサービスを呼ぶか上りと平地は『押し』、下りのみ『自転車にまたがる』と言ういつになったら帰れるの状態になってしまいます。(実際にMTBサイクリング中に起きた事ありました。里山トレイルだったため距離は短くそこまで酷いことにはなりませんでした。)

新品に帰れば元通り!カンパ、フルクラムホイールユーザーの方で1~3年に一度オーバーホールやハブのグリースアップをされる方はついでに交換することをお勧めします。(ゴリゴリ乗る方は1年経ったら交換しましょう。)




そろそそ『暑気払い』の季節ですね。飲んでおくと翌日がかなり楽です!

『GARMIN Vector カートリッジKit Shimano PD-6800 』を取り付けてみた。


最近販売された『GARMIN Vector カートリッジKit Shimano PD-6800』を自分のVectorに取り付けてみました。(やはり、シマノペダルユーザーが圧倒的に多いので…(^^;))
交換手順はメディアの記事にも書かれていた通り簡単でした。

まずは

パッケージに付属されている専用工具とモンキレンチを使いVector本体からシャフトを抜き取ります。この際に左ペダルが正ネジ、右ペダルが逆ネジのため緩める方向に気を付けましょう。また、専用工具は樹脂でできているため『工具』がなめやすいです。モンキーレンチで工具を壊さないように気を付けましょう。(自信のない方は素直にショップに頼みましょう。)

次に


8mmと15mmのスパナを使ってVector用のカートリッジ(銀色のパーツ)を取り外します。


シャフトのみにした後はこちらもパッケージに付属されている『ワッシャーセット』の新品に交換をしておきましょう。

そして、ここからが本題。


PD-6800用のカートリッジに交換します。こちらも右ペダル用カートリッジ(ミゾなし)左ペダル用カートリッジ(ミゾあり)がありますので要注意です。



取り外すときの逆の手順で取り付けます。(8mmレンチと15mmレンチを使用)この時の8mmナットの締め付けトルクは7n-mです。
これでシャフト部の交換作業は完了です。

次に


PD-6800のシャフトを17mmのスパナを使って取り外します。こちらも左ペダルが正ネジ、右ペダルが逆ネジのため緩める方向に気を付けましょう。
シャフトを取り外したら6800用にしたVectorシャフトを取り付けます。


専用工具とモンキーレンチを使って取り付けます。締め付けトルクは10n-mです。
この時も左ペダルが正ネジ、右ペダルが逆ネジのため締める方向に気を付けましょう。また、専用工具は樹脂でできているため工具が『なめやすい』です。モンキーレンチで工具を壊さないように気を付けましょう。(乗車中にペダルが取れると大変です。自信のない方は素直にショップに頼みましょう。)

一般家庭にはないと思いますが…バイスを使うと作業はかなり楽でした。(^^;)


あとはクランクに取りければ終了!


まあ、こちらのパーツが出たからと言ってVectorユーザーが増えるとは思えませんし、なぜこの時期に『PD-R8000 』ではなく『PD-6800』なんだよ!とツッコミは多数あるでしょうが(案外使えたりして…(^^;))、Vectorユーザーからするとこれでやっと他のユーザーへ自転車やペダルの貸し出しがしやすくなり、何よりもクリートがかなり手に入りやすくなるメリットもあります。
ちなみにシマノさんは『PD-6800』の在庫はまだありますが、問屋さんによっては取扱終了しているところもありますのでご注意を。まあ、一番いい方法としては仲間から『使わなくなった6800ペダル』を譲り受け交換するのがいいのかもね…w




夏アニメ。

夏はいつ走る…


まだ『梅雨明け』していませんが、連日のように気温30℃超えの『暑い日』が続いております。(^^;)
そんな日中に自転車で外を走るのは『辛い』…しかも『熱中症』の危険性も…そんな時は『走る時間』等を工夫していくらかマシ?な状況で自転車に乗ってみるのもいかがでしょうか?

1.早朝 私は基本これです。AM5時くらいから走り始めると比較的涼しいです。日曜の朝サイクリングからの印象では荒サイを昼間走るならせめて10時くらいには切り上げた方がいいと思います。どうしても日中走られる場合は春に比べて乗る時間を短くし、『日焼け止め』『水分補給』は欠かさずに行いましょう。

2.夜 こちらも昼間よりはマシです。『虫ヨケ対策』や『前照灯等の強力ライト』『反射素材装備』の対策は万全に!

3.電車または車で涼しい場所へ移動。そこで自転車に乗る。 『レジャー』としては一番正しい方法のような気がします。ちょっと費用は掛かりますが新幹線を使えば約1時間で『軽井沢』、1時間10分ほどで『那須』に行けます。電車の場合、帰りは電車の中でビールを飲みながら帰れるというメリットも…w
高原以外であっても奥多摩や秩父で山の『川沿い』(荒サイも川沿いですけどね…(^^;))や林の中の走るとけっこう涼しいですよ!

4.自宅  エアコン設定20度くらい&扇風機でローラー台です… 『節電』完全無視で走っていても全然おもしろくないですが『快適』かでいえばこちらが一番快適でお手軽かも…

こんな感じで『暑い日々』を乗り越えていただければと思います。




最新刊は来月

アルテグラ R8000 スプロケの重量。

ついに『34T』まで用意されたスプロケ(34TはR8000シリーズ外商品ですが。)こんな感じだそうです。
当たり前ですがワイドレシオの方が重いです。(^^;)


11-28T  246g


11-30T 270.5g


11-32T 281g


11-34T 339g やはり重い…w

まあ、『重量』も重要ですが『踏めるギア比』も重要かと…(^^;)




T-falのフライパン買い損ねた…(;_;)