BOMAホイールのインプレッション


BOMA TH-11CSP 定価 ¥199,500(税込)
お店のブログの検索ワードを見てみると『BOMA インプレ』と『BOMA カーボンホイール』がここ三カ月はベスト10ぐらいに入っているようなので忘れないうちに届いていた『TH-11CSP プロトタイプ(50mmカーボンスポークホイール)』のインプレをご報告したいと思います。
今回、どのように記事にすればいいか悩んだのですが、内容をある程度まとめて箇条書きにて書かせていただきました。ご購入の際の参考にしていただければと思います。
インプレッションをお願いしたAさん:年間走行距離8500kmぐらい、年8回ほどロードレース(JCRC、ツール・ド・草津、、美ヶ原、沖縄などに参加)
以下が使用後の感想です。
・ブレーキ能力… 晴天時においてはカーボンホイールとは思えないほどよく効く。特に純正のシューと組み合わせるとかなりいい。(ただし、純正シューはシューの消耗がかなり激しいそうです。)
・下りの安定性… 前述のブレーキ性能に加え、チューブラーのグリップ感とホイールの張りの強さ(リムとカーボンスポークの剛性の高さからか…?)で安定して倒しこむ事が出来きる。直線で下る際にはハンドルを押さえる必要も無くただ重力とトップギヤに任せられる安心感もあり、当然スピードのノリが良いので、登り返しも楽。

・見た目… 赤いハブがかっこいい!50mmディープリムと言うシルエットが『カーボンホイールを買ったぜ!』と言う所有欲を満足させる。
・価格… この性能でこの価格はコストパフォーマンスはかなりいいと思う。費用対効果を考えても、普通のホビーレーサーが『決戦用ホイールを買う!』と言うシュチエーションでぎりぎり買える価格ではないだろうか。

・登坂性能… 体力がある時は、もがくように自転車を振ってみてもよじれや弱さを感じる事なくよく進む。また、足が売り切れている状態では、ただひたすら上ハンのステム寄りを持って、上体を固定して少ない力をロスしないように耐えるペダリングをした際に、ホイールとフレームが(よくインプレ記事にありますが)まさに板のように安定して、遅いながらも確実に前に向かう手応え・脚応えが出でくる。これは柔らかなホイールの場合だと少しでも安定感が崩れたら、この感覚で乗る事は出来ないと思うとの事です。
平坦・巡行性能… 最初に乗った時は30km~35kmで巡行する際に『伸びない…垂れる感じ』と感じました。しかし、使用を続けてコツを掴む(トルクをかけて重めのギアを踏むのではなく、1~2段軽くして回すペダリングを意識する)と楽に巡行できるようになった。また、沖縄の市民85kmレースの際に感じたこととして『前半の平坦区間では、先頭を確認できるギリギリの後ろ、全体の中盤辺りにいたので微妙な加減速がありましたが、ディープリムの恩恵で余計な力を使わずに位置を保つ事が出来たと思います。大集団で風の影響が無い事も大きいとは思いますが、練習で感じた垂れ感は無かったです。ディープは脚力と共にシチュエーションも大事かもしれません。』との事。
と言う内容でした。
インプレッション後、Aさんはこのホイールを大変気にいっていただきそのままご購入となりました。

気になる…




コメントは受け付けていません。