『WAKO’S CHAINLUB Liquid Extreme』を注油しようとしたら大変だった。




WAKO’S CHAINLUB Liquid Extreme ¥1,600+税

またしても世間ではすでに出回っている『WAKO’S CHAINLUB Liquid Extreme』のご紹介です。すでに情報は入っているかと思いますがこちらのオイル『性能』はかなりいい!がしかし…
来店した担当営業が商品説明をする時に言った最初の一言。

『一般ユーザーには向いていません!苦笑』

って、おいおい(^^;)

たしかに説明書と営業の『使用上の注意』を聞くと納得。これは『日常的にメンテナンスをちゃんとしている人』かつ『メンテナンス作業が苦ではない人』でないと難しいよね…思ってしまう商品でした。が、しかし、『性能は自信あり!』と営業さんが断言していましたので、とりあえず、お試し用(また名を自分用)で1本購入。

そして、お店がヒマなのタイミングでこちらのオイルの注油作業をしてみました。ご参考にしていただければと思います。また、今回の作業『チェーン洗浄』と言う意味でもこちらのオイルを使用しなかったとしても参考になると思います!

まず、こちらのオイル『説明書』が付いてきます。ラベルに書かれているではなく『付いてきます!』


基本、このとおり行えばOKですが、一応自転車屋さんなので営業に聞いたアドバイスを踏まえひと手間かけてやってみたいと思います。まず、チェーンはKMCのミッシングリンクを使用しているので作業のしやすいように自転車から取り外してしまいます。次に

まず、溶剤でチェーンを洗います。メーカー的には同社の『パーツディグリーザー』を使用して洗浄となりますが今回はお店消耗品都合により


Vipros グゥーキンアルファ』 を使用し洗浄します。


『豚毛ブラシ』でゴシゴシとチェーンのコマの隙間まで洗います。一通り終わったら…汚れた液を捨てて…

WAKO’S チェーンクリーナー』で二回目の洗浄。

もう一度、豚毛ブラシでゴシゴシ。ちなみに『チェーン洗い』や『スプロケ洗い』は『豚毛ブラシ』がお勧め!

『チェーンクリーナー』での洗浄が終わったらさらに…


WAKO’S フォーミングマルチクリーナー』を使用し

ちなみに『チェーン洗浄』だけではなく『窓ガラス』や『食器棚のガラス面』を洗うのにもおススメです!


『コマの奥』まで泡を浸透させ『汚れ』を洗います。と、ここまでやれば基本的にOKなのですが…


さらに『台所中性洗剤』でさらにもう一洗い!今思えば、『グゥーキンアルファ』⇒『中性洗剤』⇒『マルチフォームクリーナー』の手順でも良かったかも(^^;) でも、このおかげで…


チェーンはキラキラ!※盛ってますw 

実際はこんな感じです。

まだまだ作業は続きますよ!

エアブローでチェーンの水分を吹き飛ばした後。(一般の方はエアブローはないと思いますので良く水分をウェスで拭き取ったあと次の工程にうつります。)


『水置換性』『ラスペネ』を指してしばらく放置し水分を浮き出させます。しばらくたったらウェスでしっかりと『水分』と『ラスペネ』を拭き取り、オイルを注すことになるのですがその前に…


『WAKO’S CHAINLUB Liquid Extreme』を30秒以上よく振りましょう!
その後1コマ約2滴を目安に注油します。

作業した感じでは『一押しの量』は『1滴』でも良さそうな『量』でした。この際に『ミッシングリンク』部分を注油のスタート地点とすると『あれ、どこから注油したっけ!?』と言う事が起こりにくくなります。
その後、『クランクを数回ゆっくり回してオイルをチェーンになじませる』のですが

写真のように『手でチェーンを少し持ち上げて』チェーンにテンションをかけてあげると良くなじみます。で、これで『終わり』かと思ったら違います!!

注油後6時間以上おいてチェーンに皮膜ができるのを待ちます!(最低でも6時間ぽいです)

その後、余分なオイルを拭き取ってこれでやっと乗車できます。ちなみに6時間以上経たないうちは『乗車』はダメ!みたいです。

さて、これでやっと『エンディング』だと思ったでしょ…がしかし…これでは終わらなかったのです…それは!!


との事です。つまり、『毎回ちゃんと洗浄してね!』と言う事みたいです。
もう、『スタッフロールが終わるまではまだ席を立たないでね!』的な『ホラー映画』または『パニック映画』的なオチまで用意されていました。w

と、まあ。なかなかひと手間もふた手間もかかるチェーンオイルですがちゃんと作業すれば『汚れにくく』かつ『潤滑が長持ち』のすごいオイルみたいです。感想は『なかなか外で走らない』店長ですが後日できるかぎり報告したいと思います。




 

 

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