電動アシスト付き自転車の変速で気を付けた方がいいこと。

最近、電動アシスト付き自転車の変速(内装3段ギア)が3速目(一番重いギア)に入らないという修理をしたのですが、結論としては「内装ギアに強い負荷がかかってしまい壊れてしまった」と言う原因でした。また、シマノさんに聞いたところ「電動アシスト付き自転車ならではの破損』と言う事らしく、文京区は電動アシスト付き自転車も多いと言う事もありますので参考までに書いておきたいと思います。

このシマノ製の内装ギア。「ペダルを漕いでいない状態」か『ペダルを軽く漕いでいる状態』の時のみ変速ができる仕組みになっており『強いトルクをかけている状態(ペダルを強く踏み込んでいる状態)』で変速をしようとすると『ギアが抜ける感じや、ロックするような感じが起きてペダルが漕げない』という状態になるそうです。(わざとそう言う仕組みになっているらしい。)これにより通常は『ギア部分に大きな負荷がかからない』ようになっているのですが、電動アシスト付き自転車の場合『アシストのパワーで異変が起きても漕げてしまう(どちらかと言うと「異変」をアシストのパワーで押し切ってしまう感じでしょうか(^^;))』と言う事ができてしまうそうです。そして、それを繰り返すうちに『内装ハブに無理な負荷が何度もかかりギア部分を破損』と言う現象が起きてしまいます。アシストのパワー凄っ!
たしかに、今回の修理とは違いますが、本来なら『何かしらの抵抗』を感じて異変に気づいているはずが『電動アシスト付き自転車』のアシストのパワーにより『抵抗』を気にせずに乗り続けてしまいパーツを破損してしまったと言う事例も時々見受けられます。

では、『パーツを壊さない』ためにはどういうような注意をすればいいのかと言うところですが、定期的(1年に1回くらい)な点検も大事ですし、パーツは壊れる場合、前兆として『ガガガ』とか「ガズガズ」とか『カスッ』のような『今まで聞いた事がないような音(異音)』が聞こえる事が多くあります。そのような音が聞こえた場合は『アシスト機能をOFF』にして自転車に乗車して変化がないかを確認してみる」をしてもらうとパーツに不具合がおきている時は変化に気づきやすくなりますので一度試していただければと思います。




はやてのように~。

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