またしても、エア漏れの原因は『バルブコア』だった… (厳密にいうとバブル先だけど。)

ずいぶん前に「スローパンクの原因が『バルブコア』が原因だった…」と言う記事を書いたことがありますが、今回も「チューブレスレディタイヤ」の「エア漏れ」修理を受け、現品を見てみると今回は原因が一目瞭然。


バルブの先端が曲がっていました。これでは完全にバルブを締める事ができないため隙間からエアが抜けたのかもしれません。
こうなってしまった原因はいろいろ考えられますが、よくあるのが空気を入れた後フロアポンプの口金を引き抜く際に横方向に力が加わってしまい、写真のように先端を曲げてしまうと言う事例です。予防策としては空気を入れた後口金を引き抜く際はできるだけ垂直にバルブコアから引き抜くようにすると言う事を心掛けるとコアの先端を曲げてしまう確率はかなり減るのではないかなと思います。
ちなみに今回はバルブコアがこんな感じで

交換可能なタイプだったのでコアの交換のみで修理が完了しました。

また、このコアが取れるタイプのバルブは『チューブレス対応』だけでなく『通常のチューブ』にもメーカーによっては存在します。今回のようにバルブの先を曲げたり、折ってしまった際にコアのみの交換で修理可能になりったり、パンク防止剤を注入するのに楽だったりと便利な一方、取れないタイプと比べてコア部分の緩みが原因でスローパンクをしたり、空気入れの口が『ねじ込み式』のタイプや『バルブキャップ』がアルミ製の場合、ポンプを外そうとした時やバルブキャップを外そうとした際にこのコアまで一緒に取れてしまったりなんて事もあるため、時々緩んでいないかチェックしておくといいでしょう。
ちなみに工具ですが…

こんな感じでホイールなどに付属されているモノや下記のような専用工具も販売されています。
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