ちょっと季節はずだけど『5月の植物』


タンポポ 写真提供:花咲ジジイの『花』麗なる毎日 YouTubeチェンネル

なぜ今『5月の植物』??と言う方も多いと思いますが…。それは店長が花咲ジジイさんからの『5月の植物』のメールを完全に見落としたからなのです…。もうしわけございません…。m(_ _)m
とは言え、そのままお蔵入りするのは勿体ないお話なのでちょっと季節外れではありますが『5月の植物』のお話です!

タンポポ 写真のタンポポはいわゆる「セイヨウタンポポ」で外来種です。(ちなみに在来種の『ニホンタンポポ』の見分け方ですが『ニホンタンポポ』と『セイヨウタンポポ』を見分けることは簡単に出来き、画像がないので説明しづらいのですが、『ガク』が反り返っているモノ(下向きが多いようです)は『セイヨウタンポポ』。『ガク』がぴったり花にくっついているモノが『ニホンタンポポ』との事です。最近見かけるタンポポのほとんどは『セイヨウタンポポ』のようです。)黄色い花と実がなったポンポンの頭花は珍しいものではありませんが、良く見てみると・・・。花のほうが草丈が短く(低く)、ポンポンのほうが草丈が長い(背が高い)のに気付きませんか?これは花が咲いて受粉、受精し結実すると、タネを風に乗せて遠くまで飛ばすために茎がいきなり伸びるのです。風に乗って飛ぶならば、出だしが低いよりも高い場所からのほうがより遠くまで飛びますので大変に理にかなっています。

ハルジオン こちらも外来種。大正時代にやってきてもともとは観賞用だったと言われています。それがこんなにあちこちで見かけるようになるとは、ものすごい生命力、繁殖力です。ここまで広がったのはタンポポ同様、タネが風にのってフワフワ飛ぶからです。
似た花にヒメジオンがありますが、見分け方は茎を折って断面を見れば一目瞭然。
茎が空洞になっているのがハルジオン、詰まっていて空洞になっていないのはヒメジオン。

以上 季節外れの『5月の植物』のご紹介でした!(^^;)

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