2017 MERIDA SCULTURA 700 標準現金販売価格 ¥169,900(税抜)
去年もおすすめの1台だった「SCULTURA 700」ですが今年もやはりお勧めのモデルとなっておりました。カタログ画像だと解りにくいのですが上位カーボンモデルのセミエアロフレーム継承(2016モデルよりフルモデルチェンジしています。)しているこちらのアルミモデル。ちょこっと試乗しただけだと上位グレードの「カーボンモデル CF2シリーズ」の「3000」や「5000」と遜色のない高評価を得てしまうくらいの完成度です。(人によっては「700の乗り味」を好む人もいるかもしれません。)
実際に現在「2013?のSCULTURA CF2」のフレーム&カーボンホイールで乗っていますが『工具満載の激重サドルバックを装備』というハンデを抜かしても、今年の「700」の方が「うーん、漕ぎが軽いな~こちらの方進む感じが…」と一瞬考えてしまったくらいです。w
また、アルミフレームというと「硬くて疲れる…」というイメージがあると思いますが、カーボンモデルと比べてしまうと路面からのコツコツ感はあるものの嫌な感じでなく、初期装備の状態でも25CサイズのタイヤとDTホイールのおかげで「ゴツゴツしていや!」という感じにはなりませんでした。そして、この初期装備のDTホイール「DT SWISS R24 Spline db」が下位グレードの『400』との性能差を圧倒的に感じさせ、上位グレードの「3000」との性能差をあまり感じさせなくしてくれます。
そして、この『700』の油圧DISCモデルがこちら
2017 MERIDA SCULTURA DISC 700 標準現金販売価格 ¥209,000(税抜)
先日の記事でも書きましたがキャリパーブレーキよりも注意する点があるとはいえ『油圧ディスクブレーキ』(しかも安定のシマノ製!)の良さは一度体験すると、ある程度の理由がない限りキャリパーブレーキに戻れないほどの優位性を持っています。その、『油圧ディスクブレーキ』と上記に書いた通りカーボンモデルに匹敵するアルミフレームの完成車がこの価格で買えるのはびっくりです。また、ちゃんとしたホイールメーカーが作ったディスクブレーキ専用ホールが装備されているのも高ポイントです。
フルモデルチェンジされたミドルカーボンモデルとエントリーモデルの間で見過ごしがちになるこの2モデルですがかなりのお勧めのモデルですよ!